体力を回復、向上して目標達成する戦略
エネルギー消費
を管理する
体の回復が弱る最大の理由は、体が生み出すエネルギー量より消費が多いからです。睡眠不足、高強度の運動、ストレス過剰は、全てエネルギーの赤字経営に陥ります。一方で、活動が少なすぎても、体力が低下して進歩も得られません。
重要なのは、活動強度、ストレス、回復のバランスをとることです。1日の活動や睡眠、自律神経、心理的モチベーションなどの大事な情報を分析して数値化した回復スコアを活用すると、エネルギー消費をうまく管理することが可能になります。
回復スコア
回復スコアは、エネルギーの消費に対して生産が多いほど高くなります。基本的には、安静時の心拍数が低く、自律神経活動が大きく、最大酸素摂取量が高いとスコアが上がります。回復スコアが高いほど、疲労から早く回復し、大きなストレスやたくさんの活動にも耐えられます。理想的には、スコアを80%以上に保つことです。
回復スコアが
60%を下回ったら
できるだけはやく、80%異常に戻すよう積極的な対策が重要です。もし40%まで下がった場合は、体はレッドゾーンにあり、疲労だけでなく、ケガや病気もしやすくなります。ここまで下がるのは、慢性的な寝不足や精神的ストレス、オーパーワーク、栄養不良、病気などのせいです。このような状況は、思いのほか多くの人に見られます。
生活に脳疲労リカバリー
を組み込む
脳疲労リカバリーは、回復を加速する手段として東洋医学、カイロプラクティック、トレーニングを活用する新しいアプローチです。脳疲労リカバリーは、あなたの体を回復状態に移すより具体的で、よりターゲットを絞った方法です。あなたが回復状態にあるときにだけ、エネルギーは体力を改善するように働きます。脳疲労リカバリーは、回復状態にする最も効果的な方法のひとつです。
施術の進み方
リカバリー整体は、「経絡調整・カイロプラクティック(脊柱調整)・セルフケア」を軸として、交感神経を押さえて副交感神経を働かせ、エネルギー生産を高めるものです。
初回検査は回復スコアを調べて、エネルギー収支をどのくらい改善すべきかを決めます。毎回受けていただく超回復セラピーは、4つの調整法で構成されています。
1. 東洋医学による内臓(経絡)調整
2. ブレインケアによる左右大脳バランス調整
3. カイロプラクティックによる脊柱調整
4. 筋々膜リリースによる軟部組織調整
リカバリー整体では、最初の30日間で回復スコアを80%に改善することを目標としています。2回目には、どのように通ったらいいか調整プランをお伝えします。
無事に回復スコアの改善が成功したら、あとはスコアをキープし続けられるようアドバイスいたします。
ご要望に応じて、定期的なメンテナンスもいたします。
回復力を改善する5つの技術
技術1 経絡調整
体表には内臓とつながっている場所があり、東洋医学ではツボ(経穴)といいます。ツボと内臓をつなぐものを経絡と呼びます。経絡調整の目的は、内臓の働きを良くしてエネルギー生産を高めることです。
技術2 大脳調整
自律神経のバランスを取るのは大脳の働きです。右脳は右半身、左脳は左半身の交感神経が働き過ぎないようコントロールしていることがわかっています。大脳調整は、ストレスなどで左右のバランスを失った大脳を刺激して、自律神経のバランスを回復することを目的としています。
技術3 脊柱調整
骨格の歪みは、体にとって常にかかるストレスです。カイロプラクティックによる骨格調整は、体を動かすエネルギーを節約して回復スコアを改善します。
技術4 軟部組織調整
筋肉と筋膜が硬くなって動きが悪くなると、体液の循環が悪くなって疲労の回復を妨げます。軟部組織調整で、筋と筋膜を伸ばし動かし、回復を加速します。
アスリートのパフォーマンス向上

近年、体幹の重要性が広く認知され、多くのアスリートが体幹トレーニングによって成績アップに成功しています。手足の運動は、強い体幹があってはじめてその力を発揮する、という考えに基づく体幹トレーニングには、ひとつの盲点があります。それは、
用語解説
解説1 前庭系とは
前庭系は、前庭と中枢への神経伝達路でできています。前庭は、耳の奥にある3つの半円状の管でできた三半規管と耳石が入った耳石器で構成された平衡感覚を探知する器官です。三半規管は、頭が動くと管の中のリンパ液も動いて頭がどの方向に運動しているかを感知します。耳石器は、耳石が重力に動かされることで頭の傾きや上下を感知しています。前庭が感知した頭の位置と運動情報は、前庭神経核にあるニューロンに集積されます。前庭神経核からの信号は、小脳、視床を経由して大脳皮質に向かいます。前庭神経核には前庭の他に、頚部の筋肉や関節からの固有感覚、視覚からの情報も受け、反射的な姿勢や運動の制御をします。前庭神経核からは、前庭脊髄路、小脳、内側縦束、脳幹網様体などに連絡します。
解説2 前庭系の役割
前庭系の役割のひとつは、重力に対する姿勢のバランスを維持することです。これは主に耳石器が関わっています。もうひとつの役割は、運動してバランスを崩さないように、運動を感知して準備することです。これは半規管が関わっています。このようなバランス維持の主要経路は、前庭神経に始まり前庭神経核と小脳を経由し、前庭脊髄路と網様体脊髄路を経由して脊髄と脳幹に伝わります。脊髄は、抗重力筋を調整することでバランスを保ちます。また、見ている対象が網膜上から外れないよう眼の位置を調整する前庭動眼反射は、半規管から前庭神経核、眼神経核の内側縦束を経由する経路の機能になります。
解説3 前庭神経核
前庭神経核は脳幹にあり、4つに分けられます。
①前庭上核②内側前庭核③外側前庭核④前庭下核
①前庭上核と②内側前庭核は、半規管からの信号を受けて内側前庭脊髄路に送ることで頭頚部の動きを調整し、内側縦束に送って眼球運動を調整しています。③外側前庭核は、主に耳石器からの信号を受け、外側前庭脊髄路を介して体の運動を調整してます。④前庭下核は半規管と卵形嚢から信号を受けて小脳と脳幹網様体に伝えます。
解説4 前庭神経核と小脳
前庭神経核は、小脳の下小脳脚を介して片葉小節葉と連合して複合体を形成しています。片葉小節葉は小脳の最も古い(発生学的に)部分で、古小脳と呼ばれます。また古小脳は、前庭機から頭の位置と運動に関する情報を得て、体の平衡を維持するため、前庭小脳と呼ばれます。片葉小葉節は室頂核に繋がり、室頂核から出る室頂延髄路は、下小脳脚を通って前庭神経核まで通じています。それが前庭と小脳のあいだに反射回路を作っています。この反射回路を使って、小脳は前庭脊髄路と内側縦束を介して運動制御に影響を与えているわけです。
解説5 潜在的な左右の前庭感覚差
同じ刺激を受けたとしても、前庭から出される信号に左右差があることは、Ewaldらにより1892年に観察されています。なぜ左右差があるかについては、次のようなことが考えられています。
- 前庭器有毛細胞の非対称な損失
- 内リンパの粘性非対称
- 中枢側の非対称なゲイン(入力に対する出力の増幅率)調整
- 頚部からの機械的入力の非対称
- その他機械的な原因
左右差があれば、めまいやふらつきの原因になりますが、小脳による調整が十分であれば、障害は現れません。これが「前庭代償」と呼ばれる現象です。
解説2 前庭系の役割
前庭系の役割のひとつは、重力に対する姿勢のバランスを維持することです。これは主に耳石器が関わっています。もうひとつの役割は、運動してバランスを崩さないように、運動を感知して準備することです。これは半規管が関わっています。このようなバランス維持の主要経路は、前庭神経に始まり前庭神経核と小脳を経由し、前庭脊髄路と網様体脊髄路を経由して脊髄と脳幹に伝わります。脊髄は、抗重力筋を調整することでバランスを保ちます。また、見ている対象が網膜上から外れないよう眼の位置を調整する前庭動眼反射は、半規管から前庭神経核、眼神経核の内側縦束を経由する経路の機能になります。
解説3 前庭神経核
前庭神経核は脳幹にあり、4つに分けられます。
①前庭上核②内側前庭核③外側前庭核④前庭下核
①前庭上核と②内側前庭核は、半規管からの信号を受けて内側前庭脊髄路に送ることで頭頚部の動きを調整し、内側縦束に送って眼球運動を調整しています。③外側前庭核は、主に耳石器からの信号を受け、外側前庭脊髄路を介して体の運動を調整してます。④前庭下核は半規管と卵形嚢から信号を受けて小脳と脳幹網様体に伝えます。
解説4 前庭神経核と小脳
前庭神経核は、小脳の下小脳脚を介して片葉小節葉と連合して複合体を形成しています。片葉小節葉は小脳の最も古い(発生学的に)部分で、古小脳と呼ばれます。また古小脳は、前庭機から頭の位置と運動に関する情報を得て、体の平衡を維持するため、前庭小脳と呼ばれます。片葉小葉節は室頂核に繋がり、室頂核から出る室頂延髄路は、下小脳脚を通って前庭神経核まで通じています。それが前庭と小脳のあいだに反射回路を作っています。この反射回路を使って、小脳は前庭脊髄路と内側縦束を介して運動制御に影響を与えているわけです。
解説5 潜在的な左右の前庭感覚差
同じ刺激を受けたとしても、前庭から出される信号に左右差があることは、Ewaldらにより1892年に観察されています。なぜ左右差があるかについては、次のようなことが考えられています。
- 前庭器有毛細胞の非対称な損失
- 内リンパの粘性非対称
- 中枢側の非対称なゲイン(入力に対する出力の増幅率)調整
- 頚部からの機械的入力の非対称
- その他機械的な原因
左右差があれば、めまいやふらつきの原因になりますが、小脳による調整が十分であれば、障害は現れません。これが「前庭代償」と呼ばれる現象です。
解説6 前庭代償
小脳には、前庭神経核を調整する働きがあります。病気などで片側の前庭神経がこわれると、小脳は反対側の前庭神経核を調節して左右のバランスを取ってくれます。潜在的な前庭器出力の左右差についても、小脳が調整してくれるために普通に検査してもわかりませんが、前庭や中枢神経にストレスをあたえることで、問題を調べることができるようになります。
解説2 前庭系の役割
前庭系の役割のひとつは、重力に対する姿勢のバランスを維持することです。これは主に耳石器が関わっています。もうひとつの役割は、運動してバランスを崩さないように、運動を感知して準備することです。これは半規管が関わっています。このようなバランス維持の主要経路は、前庭神経に始まり前庭神経核と小脳を経由し、前庭脊髄路と網様体脊髄路を経由して脊髄と脳幹に伝わります。脊髄は、抗重力筋を調整することでバランスを保ちます。また、見ている対象が網膜上から外れないよう眼の位置を調整する前庭動眼反射は、半規管から前庭神経核、眼神経核の内側縦束を経由する経路の機能になります。
解説3 前庭神経核
前庭神経核は脳幹にあり、4つに分けられます。
①前庭上核②内側前庭核③外側前庭核④前庭下核
①前庭上核と②内側前庭核は、半規管からの信号を受けて内側前庭脊髄路に送ることで頭頚部の動きを調整し、内側縦束に送って眼球運動を調整しています。③外側前庭核は、主に耳石器からの信号を受け、外側前庭脊髄路を介して体の運動を調整してます。④前庭下核は半規管と卵形嚢から信号を受けて小脳と脳幹網様体に伝えます。
解説4 前庭神経核と小脳
前庭神経核は、小脳の下小脳脚を介して片葉小節葉と連合して複合体を形成しています。片葉小節葉は小脳の最も古い(発生学的に)部分で、古小脳と呼ばれます。また古小脳は、前庭機から頭の位置と運動に関する情報を得て、体の平衡を維持するため、前庭小脳と呼ばれます。片葉小葉節は室頂核に繋がり、室頂核から出る室頂延髄路は、下小脳脚を通って前庭神経核まで通じています。それが前庭と小脳のあいだに反射回路を作っています。この反射回路を使って、小脳は前庭脊髄路と内側縦束を介して運動制御に影響を与えているわけです。
解説5 潜在的な左右の前庭感覚差
同じ刺激を受けたとしても、前庭から出される信号に左右差があることは、Ewaldらにより1892年に観察されています。なぜ左右差があるかについては、次のようなことが考えられています。
- 前庭器有毛細胞の非対称な損失
- 内リンパの粘性非対称
- 中枢側の非対称なゲイン(入力に対する出力の増幅率)調整
- 頚部からの機械的入力の非対称
- その他機械的な原因
左右差があれば、めまいやふらつきの原因になりますが、小脳による調整が十分であれば、障害は現れません。これが「前庭代償」と呼ばれる現象です。
解説7 治療的反応(局所)
人体にはさまざまなセンサー(受容器)が備わっており、手でうまく刺激を加えると、体には治療的な反応を出現させることができます。筋膜や関節包などにある機械的刺激に反応するセンサーを刺激すると、局所の血管が拡張し、体液が血管を通り抜けやすくなって血流が良くなります。また、痛みが軽減し、筋緊張が和らぐことがわかっています。筋線維を刺激すると、筋肉が長くなって緊張が緩みやすくなります。筋膜や靱帯を作っている結合組織を刺激すると、硬く絡み合った線維がほぐれて伸びやすくなります。また、循環障害で水分子がプロテオグリカン構造内に取り込まれて自由に動けなくなった状態を解放し、流動性が高まります。血管周囲の結合組織を刺激すると、組織液が血管に導かれて循環が改善します。筋肉のセンサーを刺激すると、筋緊張が抑制されたり、筋内循環が改善して筋筋膜痛症候群を軽減します。
その他の専門的治療
治療の流れ




問診
検査
説明
施術
問診
これまでの経過や現在の状態などを詳細にお聞きし、問題となる点を絞り込んでいきます。

問診
これまでの経過や現在の状態などを詳細にお聞きし、問題となる点を絞り込んでいきます。
検査
前庭バランスの左右差を調べます。

検査
前庭バランスの左右差を調べます。
説明
考えられる状態をわかりやすく説明し、これからどのようなケアを行っていくのかをお話しします。

説明
考えられる状態をわかりやすく説明し、これからどのようなケアを行っていくのかをお話しします。
施術
体質や状態に最適な方法を選び、安全かつ効果的なケアを施します。

施術
体質や状態に最適な方法を選び、安全かつ効果的なケアを施します。